publication . Research . 2015

冷戦下の韓国の「自主国防」に関する考察 : 1960 年代後半から70 年代初頭の朴正熙政権を中心に

鄭, 敬娥;
Open Access Japanese
  • Published: 01 Apr 2015 Journal: 大分大学教育福祉科学部研究紀要, volume 37, issue 1, pages 59-74 (issn: 1345-0875, Copyright policy)
  • Publisher: 大分大学教育福祉科学部
Abstract
本稿は,朴正熙政権の「自主国防」論を60 年代後半から70年代初頭の朝鮮半島をめぐる安保情勢のなかで考察し,その内容と性格を明らかにするものである。「自主国防」は60 年代の北朝鮮の「四大軍事路線」の定式化とゲリラ浸透という朝鮮半島内部の要因と,「ニクソン・ドクトリン」や駐韓米軍撤退に代表されるアメリカの同盟政策の変化といった外部的要因に対応するために主張された。その具体的な内容は,大衆動員体制の確立と防衛産業・重化学産業の育成であり,核開発政策もその延長線上に位置づけられる。しかし,その「自主」とは必ずしも韓米同盟を否定するものではなく,その意味において「自主国防」は対北朝鮮抑止力を前提としながらも,外交的交渉力の向上の手段としての性格を強く持っていた。
Subjects
free text keywords: 冷戦, 韓国, 朴正熙, 自主国防, 核開発, 北朝鮮, アメリカ, Colid-war, Korea, Park Chung-hee, Nuclear development, North-Korea, America
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Research . 2015
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